洋書で英語力が上がるおすすめの読み方
私はTOEICのリーディングの時間が間に合わず、その対策として洋書を読んだことがあります。
その経験から、現れた効果と英語力が上がる読み方をお伝えしましょう。
洋書を読み始めたきっかけ
どうもTOEICのリーディングセクションの時間が間に合わず、最後の10問ちょっとを塗り絵していた時期があり・・・。
なんとかスピードを上げて最後まで解ききれるようになりたくて、英語の長文の問題集を読んでいました。
でも文章の内容が楽しくないから、全然続かない・・・。
ということで洋書を読んで、楽しく英語力を上げよう作戦をスタート!
洋書を読んでみた感想
最初に読んだのは「HOLES」。
HOLESは日本人が洋書で勉強する時の鉄板と言われています。
リーディングスコアが300点以上が目安という事だったので、当時355点だった私は簡単すぎるかな?と思いながら読み始めました。
想像以上に難しかったです笑
まず出てくる単語が難しく、何度も辞書を引かないとなかなか前へ進めないんです。
問題としての長文だったらまた違うんですけど、せっかく小説を読むなら分からない単語をそのままにしてしまうと、面白さが半減してしまうような気がして。
辞書を引きながら読んでいるとスピードが全然上がらず、1冊読み切るのに1ヶ月以上の時間がかかってしまいました笑
何とか読破したという印象が強く、日本の小説を読んだ時のような楽しさはありませんでした。
洋書を読んで効果はあった?
効果が得られた実感もなかったですし、TOEICのリーディングスコアが上がることもありませんでした。
1冊しか洋書を読んでないとはいえ、47,000語というと、標準的な英語長文(500語)を100題近く解いた計算になります。
それであればもう少し力がついても良いのにと思ったのですが・・・。
リーディングのスキルが上がらなかった要因は、和訳がついていないこと。
まあ洋書なので当然なのですが笑
自分が解釈した内容が正しいかどうかを確認できないので、ミスを修正できないんです。
ですからリーディングのスキルが上がる気はしなかったですね。
ただ辞書をたくさん引いたので、語彙力は上がりましたね。
小説の中で理解した語彙は、普通に覚えるよりもずっと定着しやすいです。
そして日常生活の中で自然と英語に触れる機会が増えたので、英語を「勉強するもの」から「趣味」にシフトさせられたのが一番の収穫でした!
HOLESを読んだのを機に、英語のラジオや洋楽を聴くようになり、洋画を観るようになり外国人とチャットをするようになりました。
TOEICの勉強も今まで以上に楽しくなり、直接的ではないですが洋書は英語力の向上につながったと言えるでしょう!笑
おすすめの洋書の読み方とは
洋書で英語力を上げるというよりは、洋書を楽しんで英語を好きになることを目標にするのが良いと思います。
「自分の英語力よりも易しく、なおかつ文章量がさほど多くないもの」を選ぶのがおすすめ。
読むことに苦戦してしまうと、とたんに読書が詰まらなくなってしまいますからね。
多読王国というサイトを見て、洋書のレベルや語数をチェックしましょう。
YL(読みやすさレベル)という指標の解説は英語多読研究会を参考にしてください。
「よーし、成績を上げるぞー!」と言う意気込みではなく、アニメを見る、小説を見るといった娯楽と同じように楽しむことが大切ですよ。
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