TOEICにシャドーウィングは効果的？
TOEICの勉強法を調べると、「音読」と「シャドーウィング」がこれでもかと言うほど出てきますよね。
私も900点を取るために、色々な勉強法を試しました。
そこでここでは、私が実際にシャドーウィングを勉強してみた感想をお伝えしていきましょう！
シャドーウィングって何？どんな効果があるの？
シャドーウィングとは一般的に、スクリプトを見ずに聴いた音声に続いて音読していくこと。
英語を発音するだけでなく、記憶しながら音声についていかなければいけないので、難易度はかなり高いです。
特にTOEICのPart3やPart4の音声は長いので、これをシャドーウィングしていくのはかなり難しいでしょう。
シャドーウィングは「正しい発音を記憶して再現する」作業になるので、発音がキレイになっていきます。
そして自然と語彙や文法の知識も身についていきますし、リスニングの力も鍛えられます。
難易度が高いからこそ、取り組むことで大きな力が身につくんですね。
シャドーウィングは絶対にやった方が良い？
シャドーウィングは効果的ですが、TOEICの勉強においていえば、必ずしも必要だとは思っていません。
というのも私は900点を超えましたが、その際にはシャドーウィングには取り組まなかったからです。
1番の理由は「1回の復習に膨大な時間がかかってしまう」から。
例えば公式問題集を解いた後、リスニングの問題を全てシャドーウィングで復習した場合。
問題を解く時間の何倍もの時間がかかってしまうでしょう。
復習ももちろん大切ですが、それと同様にTOEICの模試をたくさん解くことがカギだと感じていました。
ですからシャドーウィングは実践せずに、復習と演習のバランスを考えて勉強を進めていきました。
私が実践したのはオーバーラッピング
私は復習にかかる時間を考え、オーバーラッピングを実践しました。
オーバーラッピングとはスクリプトを見ながら、音声に少し遅れて音読していく方法。
シャドーウィングと比べると難易度は圧倒的に低いですが、リスニングの力はしっかりと磨かれていきます。
「英語の文字」と音声が結びついていくことで、聴きとれる音が1つずつ増えていきます。
このトレーニングを模試を解くたびに実践していけば、英語がどんどん聴こえるようになっていくんです。
慣れてくれば復習にかかる時間も少なくなり、TOEICの模試を1日1セット解き、復習までできるようになりました。
このペースでどんどん模試を解いていった結果、自然と900点を超えていきました。
オーバーラッピングの効果
オーバーラッピングを繰り返すことで、TOEICの音声はかなりクリアに聴こえるようになりました。
結果としてリスニングのスコアは満点近くまで上昇。
さらにTOEICだけでなく、テレビから聞こえてくる英語の音声や、海外のYouTuberの動画の理解度が大きく上がりました。
TOEICの勉強はTOEICだけにとどまらず、その先の「実践的な英語」につながっていくんです。
シャドーウィングのやり方と効果まとめ
・シャドーウィングは効果的だが、難易度はとても高い
・オーバーラッピングは難易度が低く、復習にかかる時間も少ない
・リスニングの力が上がれば、実践的な英語にも活きてくる
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