英検準一級のレベルと独学で出来る勉強法
英検準一級への合格が、「英語が得意」と胸を張って言えるようになるラインの1つ。
せっかく英語を勉強したのであれば、準一級はなんとか合格しておきたいですよね。
ここでは私が「独学でどのように英検準一級を対策したか」をお伝えしていきます!
英検準一級のレベル/難易度
英検準一級のレベルは、英検協会では「大学中級程度」とされています。
私の体感としては、下記のような感じでした。
リーディング→MARCH~上智レベル。TOEICより内容は難しいが、時間には余裕がある。
ライティング→中堅国公立レベル
リスニング→TOEICより2ランク難しい
スピーキング→日常会話はそれなりに出来なければ厳しい
4技能の試験全てが一定以上の難易度で、どれも十分に対策しておかないと合格点には達しないでしょう。
試験そのものの難易度としては、「リスニング>スピーキング>ライティング=リーディング」という感じで、リスニングがとても難しかったです。
とはいえどの試験も合格点が70%ほどと言われているので、ミスを結構してしまっても、合格点には到達できます。
英検準一級の合格率
英検準一級の合格率は15-17%ほどと言われていて、通過率はかなり低いです。
一次試験の通過率が低い一方で、二次試験の通過率は80%以上と言われています。
過去問を解けば一次試験に突破できるか、大体分かります。
合格ラインである70%を下回ることが多い場合は、試験を受けるよりもまずは、対策に力を入れた方が良いでしょう。
英検準一級に独学で合格する対策&勉強法
リーディングの対策法
リーディングは語彙問題と、長文の2つがメイン。
語彙はレベルが高いので、英検準一級用の単語帳は1冊、完璧にマスターしておきましょう。
とはいえ基礎~標準レベルの単語が抜けているとそれ以前の問題になってしまいますから、これらの単語がまずは最優先です。
長文はやや難易度は高いですが、時間には余裕があります。
1文1文を精読して、落ち着いて文章の内容を理解できるように、「英文を読む力」を日々鍛えておきましょう。
こればかりは過去問を解くだけで伸ばせないので、日ごろから長文を繰り返し解き、徹底的に復習してください。
ライティングの対策法
ライティングは与えられた課題に対して、自分の意見を述べる問題。
英作文の勉強をしていない人にとっては、かなり難しく感じられるかもしれません。
120-150ワードと量はさほど多くなく、きちんとトレーニングすれば意外と短期間で、正しい文章を書けるようになります。
文法や語彙をしっかりと勉強したうえで、「英作文ハイパートレーニング 自由英作文編」などに取り組みましょう。
それだけで十分に、合格点を取れるようになります。
リスニングの対策法
リスニングは英検準一級の中で最も難易度が高く、対策にも時間がかかります。
問題の形式には特徴がありますので、過去問を何回分か解いて、各パートの解き方を固めてください。
速く難しい英語の音声をきちんと聴き取れるようにするために、日ごろから英語の音声に触れる時間を1分でも増やしてください。
こればかりは事前の対策でどうすることもできないので、とにかく日常生活に英語の音声を積極的に取り入れていきましょう。
スピーキングの対策法
スピーキングの試験も難易度は高く、対策をしていないと全く喋れないという可能性も高いです。
私はネイティブキャンプというオンライン英会話サービスを使って、このパートを乗り切りました。
いつでも予約せずに、すぐにレッスンを開始できるので、スキマ時間を英会話にどんどん回していきました。
月に何回レッスンを受けても費用は変わらないので、英会話に慣れるまでは1日5レッスンほど受けて、どんどんスピーキングの力を磨いたこともあります。
そしてネイティブキャンプでは英検の面接の模擬試験もやってくれるので、試験前はこれで徹底的に対策しておけば、問題なく合格できます!
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英検準一級の難易度と対策法まとめ
英検準一級は合格率も低く、試験の難易度も高いです。
しかしひねった問題はほとんどなく、きちんと英語を勉強していれば合格できる試験になっています。
まだ英語の力に自信が無い人は、2級や準2級など、下の級からステップアップしていくことが大切です。
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