TOEIC500点の難易度と勉強法
TOEIC500点の難易度/レベル
TOEICの平均点は580点ほどですから、500点となると平均点よりはいくぶん低いスコアになります。
とはいえ実際にTOEICを受けてみると、意外と平均点が高いと感じる人も多いと思います。
TOEICを受験する人は、それなりに英語に対するモチベーションが高い人ですから、英語力も高い傾向にあるといえるでしょう。
日本人全体の平均点ではなく、「英語に関心のある人の中での平均点」になるので、TOEICの平均点は高いのです。
ですからまだ英語にあまり自信がない方は、TOEICで500点を取ることを目標にするのも良いでしょう。
TOEIC500点は高校生/ノー勉でもいける?
私が大学受験を終えて、早稲田大学に合格して、TOEICの対策を少ししたときのスコアが665点でした。
それを考えると高校生でも、TOEIC500点は狙えるラインと言えるでしょう。
勉強をしている高校生や、受験を終えてすぐの大学生、もしくは日ごろから英語に触れている人は、少しTOEICの対策をすれば500点を超える可能性は十分にあります。
ただ大学生になって全く英語を勉強していない人を多く見てきましたが、その方々のスコアは300点ほどというケースも珍しくありませんでした。
MARCHや国公立、早慶の学生・卒業生でも、全く英語に触れていないと300点台のスコアを取る人も珍しくないということです。
TOEIC500点は履歴書に書ける?
500点ですと平均点よりも低いですし、履歴書に書いてもあまり大きな力にはならないかもしれません。
会社や部署ごとに足切りラインを設けているケースもあるので、先にチェックしておきましょう。
履歴書に書いて「英語が得意なんだな」と思ってもらえるのは、700点からというイメージが強いです。
TOEIC500点を取るための対策&勉強法
TOEICで500点を取るためには、基礎固めが何よりも大切になります。
TOEICは易しい問題と難しい問題に分かれているので、易しい問題をきちんと答えられれば、500点は取れるでしょう。
これから先に500点以上のスコアを取るためにも、まずは基礎を固めて少しずつステップアップしていきます。
「語彙」「文法」「読解」「リスニング」の4つの分野を基礎から固めつつ、模試などで試験の形式に慣れてください。
難しく考えずに、このことだけを頭に入れて勉強を進めて頂ければ、スコアは目に見えて伸びていくはずです。
早くスコアを伸ばしたいと思うと、どうしても難しい参考書や問題集に手を出してしまいがちですが、逆効果なので注意しましょう。
TOEIC500点の時の手応え、感触
TOEICで500点となると、目標となる正解数は200問中110-120問ほど。
つまり半分近くをミスしていることになります。
迷いながら答えて正解したものや、適当に塗りつぶして当たる問題も考慮すると、感覚的には半分もできていないと感じるかもしれません。
特にリーディングは最後まで解き終わっておらず、20問以上塗りつぶすだけになってしまう可能性も高いです。
リスニングのPart3やPart4は、3問中1つも正解が分からないというセットもいくつか出てくるでしょう。
逆に言えばこれくらいの手応えでも500点は到達できますから、「試験中に諦めない」ことが本当に大切です。
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