英検とTOEICの違いを徹底的に検証!
TOEICと英検はどちらも、日本でもっとも有名な英語の試験の1つといえるでしょう。
それぞれの試験を比較していきます!
また英検の級に対して、TOEICの目安のスコアもお伝えしていきます。
TOEICと英検の難易度の違い
TOEICはリーディングとリスニングの2つの技能を測る試験であるのに対し、英検はスピーキングとライティングの能力も問われます。
目標とするスコアにもよりますが、英検の方が幅広く勉強しなければいけないという点では、対策は少し大変かもしれません。
一方でTOEICはとにかく時間の制限が厳しく、「スピード」が要求されます。
また900点以上を目指すとなると、9割以上の正答率を求められますから、正確に解いていく力も必要です。
TOEICと英検のレベル/難易度について
私はTOEICのスコアが910点の時に、英検準1級を受験しました。
語彙→英検の方が難しい
リーディング試験→英検の方が長い文章を読まされ、より読解力が問われる
リスニング試験→英検の方が大幅に難しい
試験時間→TOEICの方が圧倒的に時間の制限は厳しく、英検は時間が15分以上余った
ライティング→英検のみライティングの試験があり、120-150ワード程度の英作文ではあるが、記述の対策をしていない人は苦労する
というような印象でした。
英検の方が試験そのものは難しいですが、時間の制限や合格最低点(7割ほど)を考えると、TOEICで910点を取るよりはかなり易しいと感じました。
TOEICのスコアでいえば800点ほどが、英検準一級の筆記試験の合格ラインになると思います。
時間が無い人はTOEIC、時間がある人は英検
英検は合格・不合格という明確な結果があるのに対し、TOEICは頑張った分だけスコアがもらえます。
ですから「早く結果を出さなければいけない」という状態であれば、リーディングとリスニングだけに集中できる、TOEICのスコアを取りにいくのが良いでしょう。
一方で英検の対策をしていけば、スピーキングやライティングの勉強もできるので、より実践的な英語を学べます。
TOEICの勉強だけだといわゆる「勉強はできるけど、英語が喋れない人」になってしまう可能性があります。
時間があって「使いこなせる英語力を身につけたい」という人は、英検にチャレンジするのが良いと思います。
スピーキングやライティングの対策は、意外と難しくない
私も以前はスピーキングやライティングにニガテ意識があり、逃げていた時期がありました。
自分の中でも「読めるし聴けるけど、話したり書いたりする能力は圧倒的に低い」ということを自覚していたからです。
しかし勇気を出してスピーキングやライティングの勉強に取り組んでみると、意外とすぐに力は伸びていきました。
対策を始めてほんの1ヶ月ほどで、TOEICのライティングの試験で9割のスコアを獲得できました。
この転換によって外国人の友達を作ってワイワイ英語で話すなど、実践的に英語を使えるようになり、英語の勉強がどんどん楽しくなっていきます。
ですから英語をアウトプットすることに不安がある方も、一歩足を踏み出してみてください!
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