TOEICを会社や学校で受けるときにするべき準備
会社や学校で「TOEICを受けてください」といわれ、目標スコアを提示されたとき。
これまでさほどTOEICや英語の勉強をしてこなかった人は、どうすれば良いか分からないですよね。
そこでここでは、忙しくても短期間でなんとかスコアを伸ばすための、TOEICの対策法をお伝えしていきましょう!
短期間でスコアを伸ばすためには?
短期間でTOEICのスコアを伸ばすためには、スコアに直結する勉強にフォーカスすることが大切。
例えば長文の読解力を短期間で伸ばすのは難しいですが、文法問題などは勉強した分だけすぐに結果が出ます。
またTOEICというテストは出題形式が毎回同じなので、練習問題をたくさん解いておくと、試験そのものに慣れてきます。
試験に慣れているかどうかは、最もスコアに直結する部分といっても過言ではありません。
「即効性のある部分の勉強に集中すること」と「TOEICの形式に慣れる」という2点に重きを置いて、勉強を進めていきましょう。
すぐにスコアが上がるあるパートとは?
私はTOEICにおいて、リスニングセクションと文法問題が、短期間でスコアを伸ばしやすいと考えています。
逆にPart7の読解問題はトレーニングに時間がかかりますし、すぐにスコアに反映されない可能性もあります。
それを考えると、平均点が高いリスニングセクションと暗記がメインの文法問題にフォーカスするのが良いでしょう。
特にリスニングセクションのPart3と4は、対策をしているか否かでかなり大きな差が開きます。
やや難しいパートですが、そこそこの正答率は取れるように対策していきましょう。
リスニングセクションと文法の対策法
英文法に関しては、講義形式の参考書を勉強して文法を理解してから、後はひたすらアウトプット。
1題でも多くの問題を解き、「解いたものと同じタイプの問題は二度とミスしない」ことを強く心がけてください。
こうして1つでも多くの知識を取り入れ、対応できる問題の幅を広げていくことで、スコアを伸ばしていきます。
リスニングセクションに関しては、とにかく慣れること。
まずは比較的易しいPart1と2のトレーニングからスタートして、リスニングに慣れていきましょう。
そこから難しいPart3と4の対策へと移っていきます。
各パートはそれぞれ問題に特徴があるので、「自分なりのルール」を決めて解いていくことが大切。
例えば「答えが分からなかった時はどうするか」、「マークシートを塗るタイミングはどうするか」など。
ルールを決めておけば本番でも、緊張せずに練習通りの結果を出せるようになります。
リスニングは問題を解いた後、「音声を認識する力」を伸ばすことが大切。
音声を聴きながらスクリプト(音声を文字化したもの)を見て、音声に少し遅れて音読していきましょう。
オーバーラッピングというトレーニングですが、これを行う事で英語として認識できる音が増えていき、リスニングの力そのものが上がっていきます。
試験の対策だけでは大幅なスコアの上昇は見込めないので、こうしたトレーニングで英語力も伸ばしていきましょう。
TOEICを会社や学校で受けるときの準備まとめ
・リスニングセクションと文法問題はスコアが伸びやすい
・TOEICの問題や模試をたくさん解き、試験の形式に慣れることが大切
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