TOEICテスト完全教本の難易度と勉強法
TOEICの形式が変わった2016年、いち早く出版されたのがTOEICテスト完全教本。
TOEICの講師として有名なロバート・ヒルキ氏が手掛けた問題集です。
今となっては少し古くなってしまいましたが、とても良い問題集なので皆さんに紹介していきましょう!
TOEICテスト完全教本とは
TOEICテスト完全教本は、新形式に対応した問題集。
2セット分の模試が収録されているので、たくさんの問題が解けます。
定価は2,500円ほどですが、今は中古でかなり安く販売されています。
音声をダウンロードしてスマホのアプリで聴けるので、CDが欠品してしまっている心配もありません。
中古で安く購入できるので、演習用に活用すると良いでしょう。
私はメルカリで700円ほどで購入できたので、コストパフォーマンスは最高でした!
TOEICテスト完全教本の難易度・レベル
TOEICテスト完全教本のレベルは、リーディングパートは本番にかなり近いです。
一方でリスニングパートは、テスト1のpart3と4が難しめ。
そのためテスト1がやや難しめ、テスト2は本番と同じくらいの難易度と言えるでしょう。
難易度が本番と大きく異なる問題集も多い中で、とても良いレベルになっています。
TOEICテスト完全教本の感想・口コミ
TOEICテスト完全教本を勉強して一番に感じたのは、「解説が見づらい」ということ。
普通は解説にも問題文が書かれていて、問題を見ながら答えや解説、訳を読んで復習するでしょう。
しかしTOEICテスト完全教本は解説の方に訳しか書いていないので、問題と解説を交互に見なければいけません。
2セットあるので問題と解説の間にかなりのページ数があって、見づらいですね・・・。
後は解説が結構粗いので、不正解の選択肢がなぜダメだったか分かりにくいというのも難点。
TOEICにまだニガテ意識がある人には、あまり向いていないかもしれません。
一方で問題のレベルが本番に近い(テスト1のpart3と4を除く)ので、すごく良い演習になります。
難しい単語やフレーズも出てくるので、知識の幅を広げられるのも良いですね。
TOEICテスト完全教本の使い方・勉強法
TOEICテスト完全教本の音声は、「abceed analytics」などでダウンロードできます。
音声を聴けるだけでなく、採点もできるのでおすすめ。
復習する際にバツがついた問題だけを重点的に勉強できるので、効率よく学習できるでしょう。
TOEICテスト完全教本の中には難しい単語やフレーズがたくさん入っているので、できる限り覚えておいた方が良いですね。
一度では覚えられないと思うので、ノートにまとめておいてください。
特にpart1,2と5,6で出てくる文法や単語、フレーズの知識はスコアに直結します。
part3,4の音声はすべて聴きとれるようにしましょう。
part7の文章は全てスラスラ読めるようにしてください。
その上で「ミスをしてしまった理由」を、1問1問しっかりと分析することが大切です。
例えば私の場合は良く、NOT問題を勘違いして、適する選択肢を選んでしまう傾向にあります。
また急いでいるときにマークミスが多い、選択肢を読み間違えてしまうといったケースも多いです。
こういったミスの傾向をノートにまとめておくと、少しずつミスが減ってスコアが伸びていきます。
TOEICテスト完全教本の難易度と勉強法まとめ
・本番より少しだけ難しい、TOEICの問題集
・解説がやや粗く、見づらい
・難しい単語やフレーズはしっかりと覚えておこう
・自分のミスの傾向を分析することが大切
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